ドコモのMNP時に発生する違約金・手数料まとめ

皆さんMNP大好きですよね。大好きなMNPをするためには犠牲となってもらう”弾”が必要です。”弾”を発射する際に発生する違約金や手数料をまとめてみました。[ドコモ版]
※12月13日 0:47 各プランページへのリンクを配置しました。 

ドコモから他社へMNPするときのお話です。

(1)”ファミ割”や”ひとりでも割”を適用している、又は”タイプXiにねん”の場合
  皆さんは、”ファミ割MAX50”や”ひとりでも割MAX50”という基本使用料割引サービスの存在をご存知でしょうか。FOMAの音声プランに適用することができる、”2年間基本使用料を半額にする”割引サービスです。割り引くかわりに皆様よくご存知の”2年縛り”が発生します。つまり”ファミ割”や”ひとりでも割”を適用しなければ、いつ解約しても違約金の発生しない回線となるわけです。
  また、”タイプXiにねん”という料金プラン。LTE通信を提供する新サービス”Xi”から、FOMAのように料金プランに”◯◯割”などを適用する方式ではなく、最初から”タイプXi”と”タイプXiにねん”と、”2年縛り”か”そうでない”か、に分かれています。
  そんなこと知っとるわボケェ、とキレたくなると思いますが知らない人もいらっしゃると思いますので一応書いておきます。
  さて、この”2年縛り”を食らっている回線を途中で解約しようとすると当然ながら違約金という多額の請求が発生します。先ほど説明しました”2年縛り”を食らっている回線ですと、どのタイミングで解約しようが9,975円の違約金が請求されます。
 また、違約金と他にMNP転出手数料というものも発生します。こちらは2,100円
つまりMNP転出には、
 
違約金9,975円+転出手数料2,100円=12,075円が必要
ということになります。
(2)”2年縛り”でない料金プランで維持している場合
  先ほど説明しました”2年縛り”でない回線には違約金は発生いたしません。しかしMNP時に発生する転出手数料はしっかり取られてしまいます。
この場合でのMNP転出には、
 
転出手数料2,100円のみが必要
ということになります。
(3)”2in1”のBナンバーがある場合
  現在FOMAの音声回線を所持している方だけの特権と言えるでしょう2in1
の”Bナンバー”
。プラン名的には”タイプ2in1”となります。これは毎月840円~と大変お安く維持できる上に違約金が発生いたしません。(2)で記しました”2年縛り”でない回線より維持費が安いのと、弾を作るのに事務手数料が発生しません
この番号をMNPする場合には、
 
転出手数料2,100円のみが必要
ということになります。
(4)データ回線がある場合
  データ回線はMNPすることはできません。ですが、データ→音声、と契約変更をすることによって音声プランになりますので、そこからMNPすることはできます。
注意するべきなのが、データプランから契約変更をする音声プランは”2年縛り”でないものを選んでください。また、だいたいのプランは”2年縛り”→”そうでないもの”に変更する場合に違約金が発生します。
Xiデータプランの場合>
  ”Xiデータプラン にねん”の場合は、違約金が
最大26,880円~最小9,975円
発生します。かなり高額となっていますので、こちらのプランで契約されている回線ではMNPしても得ではないと思われます。
  ”Xiデータプラン2 にねん”、”Xiデータプラン フラット にねん”、”Xiデータプラン ライト にねん”の場合は、音声プランに変更時に契約変更手数料2,100円違約金が9,975円発生します。MNP転出に2,100円の手数料が発生しますので、
 
契約変更手数料2,100円+違約金9,975円+転出手数料2,100円=14,175円が必要
ということになります。
  ”Xiデータプラン”、”Xiデータプラン2”、”Xiデータプラン フラット”、”Xiデータプラン ライト”の場合は、”2年縛り”ではありませんので、音声プランに変更した際に違約金は発生しません。しかし契約変更手数料2,100円が発生し、MNP転出に2,100円の手数料が発生します。
 
契約変更手数料2,100円+転出手数料2,100円=4,200円が必要
ということになります。
FOMAデータプランの場合>
 FOMAはデータプランでも音声プランと同じように割引サービスに加入することで”2年縛り”となります。”定額データプラン スタンダード バリュー”、”定額データプラン フラット バリュー”、”定額データプラン スタンダード2 バリュー”、”定額データプラン 128K バリュー”という
種類のデータプラン
に、”定額データ スタンダード割”、”定額データ スタンダード割2”、”定額データ 128K割”という3つの割引サービスが用意されています。
  ”定額データ スタンダード割”を適用できるのは”定額データプラン スタンダード”のみですが、これを適用してしまうと違約金が
最大26,880円~最小9,975円
発生してしまいます。MNP弾には向きません。
  ”定額データ スタンダード割2”を適用できるのは”定額データプラン フラット”か”定額データプラン スタンダード2”のどちらかです。こちらの契約変更時の違約金は9,975円で、契約変更手数料は2,100円、転出手数料は2,100円ですので、
 
違約金9,975円+契約変更手数料2,100円+転出手数料2,100円=14,175円が必要
ということになります。
  ”定額データ 128K割”を適用できるのは”定額データ 128K バリュー”のみです。
契約変更時の違約金は9,975円、変更手数料として2,100円、転出手数料として2,100円かかりますので、
 
違約金9,975円+契約変更手数料2,100円+転出手数料2,100円=14,175円が必要
ということになります。
  どの割引サービスも適用していない回線は、違約金の発生は無く、契約変更手数料の2,100円と転出手数料の2,100円が発生するので、
 
契約変更手数料2,100円+転出手数料2,100円=4,200円が必要
ということになります。
 
今回はドコモの番号をMNPする際の違約金やら手数料やらでしたが、別記事でau版、SoftBank版もまとめたいと思います。

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